関西学院ハミル館 

関西学院  阪神間モダニズム



神学部校舎の東側から木々に覆われた広場を通り、
しばらく歩くと外国人教員住宅の建物が並んだ小径に出ます。





小径を左側に進み、住宅群が途切れる辺り。
右下に六角形(八角形?)の塔が建物に埋め込まれた感じのしゃれた洋館が現れます。





この建物が「ハミル館」。
原田の森キャンパス時代に神学部の教室などとして使用された後、ここ上ヶ原に移築され、
現在は文学部心理学科の研究施設として使われています。




簡素でありながら、なかなか凝った印象を受ける不思議な建物ですね。





正面から見たハミル館。左右対称の構造が気持ちいい。
玄関は空いているようだったのですが、
さすがに文学部の関係者ではないので、立ち入りを控えました。





保存は行き届いています。
関学関係者のヴォーリズに対する愛着ゆえ、かな。
ところで関学の心理学。
関学と言えば一般的には「経済」が看板学部なのですが、
心理学科も過去に今田恵先生や今田寛先生という教育者に恵まれ、
自分の時代には大学の看板的な存在になっていました。



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