何必館・京都現代美術館 「光庭」 京都の坪庭・露地庭  京都の庭園と伝統建築  MAP

設計:梶川芳友+梶川建築事務所  







四条通に面した都心の美術館「何必館(かひつかん)・京都現代美術館」。
北大路魯山人の作品展示などで有名ですが、自分は館内に作られた素敵な坪庭「光庭」を目的に訪れました。






エレベーターで5階に上がると、目の前に苔庭









楕円形の天窓から光を受けて、緑の梢と苔が鮮やかに浮かび上がります。まさに光の庭。
天候と時間によっては、楕円形の光のシルエットが床に映し出されるみたいです。









青々とした苔を観ていると、ここが街中のビルの5階とは思えないですね。






光庭の横にある茶室は光と影の世界。障子の明かりで浮かび上がる枝が幽玄な美しさ







何必館の「何必」は「何ぞ必ずしも疑う」という自由な精神を表したものとか。



Copyright © Goto N.  All Rights Reserved.