府立中之島図書館 中之島 大阪の近代建築 MAP

中之島図書館は、住友家の寄付で建てられました。

財閥の寄付でこのような立派な図書館が建てられのが驚きですが、

官より民に活力があった戦前の大阪らしいなーという感じです。

100万近い蔵書を誇るという内容面での充実だけでなく、

威風堂々としたこの建物は建築史的にもきわめて貴重。

重要文化財に指定されたのも当然・・・・かと。

Note: 

設計:野口孫市、日高胖 

施工: 久保田小三郎 竣工:明治37年 【重要文化財】

大阪の都心 大阪のイメージ 阪神間モダニズム








どこから観ても美しいプロポーション。重厚でありながら、暗くない軽快さが印象的です。






見事なファサード。うーん。ここまで歴史を感じさせてくれる建築物は全国的にも希少です。















特筆すべきは内部。彫刻や装飾豊かなライトが施された、ステンドグラスを戴く天井までのドーム空間はあまりの美しさに息を飲むほどで、
ここが図書館とは絶対に思えないほど(海外は知らないけど)。なお、内部の撮影には許可が必要 。
正直に「ホームページに掲載するため」と伝えたところ当初は難色を示されたのですが、最終的には「来館者を写さない」という条件でOKでした。




黄昏の冬の空に煌めく月とライトアップされた図書館。大都会の幻想的な一瞬・・・・。


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