梅田 西天満  阪神間モダニズム  百貨店の近代建築  大阪の近代建築 

私鉄最大のターミナル・阪急梅田駅と
世界で最初のターミナルデパート・阪急百貨店を中心に発展したキタ・梅田。




JRや地下鉄を含めて梅田は1日に約250万人が乗り降りする新宿に次ぐ大ターミナルにまで成長しましたが、
至るところで最新の高層ビルの建設が進むなか、どっしりとした大規模な近代建築はほぼ全滅。
最後の砦だった阪急百貨店も、大改装が進んでいます。



かつてはすべての面で私鉄業界、鉄道業界の模範、旧き伝統も大切にしてきた阪急ですが、
新しいビルでも、この以前のように風格ある雰囲気をターミナルに残せるのかどうか・・・。






ただ日本最大規模のメンズ館(かつてのナビオ阪急)を造ったり、
商業ビルの上に観覧車を設置してしまう斬新さも、阪急らしいとも言えるのかな。



梅田は阪急エリアだけではなく、東梅田、西梅田、日本一の巨大地下街、高級クラブが集まる北新地
など
さまざまな街で構成される超巨大繁華街。上の写真はここ数年で開発が進んだ西梅田方面です。
一見すると新しいビルばかりに見えますが、斬新さを失っていない戦前の建物が混じっています。


この写真の右下に写る大阪中央郵便局。高度成長期のビルのようですが、実は昭和14年の完成です。





梅田のど真ん中に残るほぼ唯一の本格的な近代建築になるのかな。
東京中央郵便局とともに建て替えが発表されましたが、運命やいかに・・・・・。
一方で、梅田南東方向のの西天満に目を転じると、趣がある近代建築がちらほら。



上の写真は大江ビル。いかにも戦前の建築物という雰囲気が漂っていますね。
ところで梅田の隠れた近代建築は、地下鉄の梅田駅



いつも人であふれかえっていますが、ドーム型の広い構内は必見です。
 ( 大阪のイメージ


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