随心院  

 真言宗善通寺派、ずいしんいん、京都市山科区 

 

真言宗善通寺派の大本山で、

16世紀以降、九條家、二條家など摂関家の子息が門跡として入山し、

摂家門跡として栄えてきました。

桃山期に再建の本堂と表書院に囲まれた庭一面に拡がる苔、

春になるといっせいに花が開き、境内を甘い香りで埋め尽くす梅林など、

季節ごとに趣の異なる美しさを楽しめます。

洛中の寺院に比べて訪れる人も少ないため、

落ち着いて庭を眺めるには絶好のお寺かもしれません。

  

 山科盆地の小野はかつて、小野小町ら小野一族が栄えたところ。境内には小野小町の屋敷跡(化粧の井戸)などが残っています。

 地下鉄東西線・小野駅から徒歩10分   

 

 本堂

 

 

 薬医門

 境内

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