14世紀に創建された東福寺の塔頭で、枯山水、池泉庭園、坪庭と多彩な庭を鑑賞することができます。
花頭窓から観る枯山水の庭
退耕庵は、ツツジが美しい苔庭の「真隠庭」(しんにんてい)で有名ですが、
個人的には花頭窓や白砂が美しい枯山水の庭がいかにも京都の歴史ある禅刹の雰囲気に相応しく思えました。
苔に覆われた「真隠庭」(しんにんてい)。
決して広くない境内に趣の異なる庭を兼ね備えた退耕庵、庭が好きな人にはお勧めです。
曽根造園がが手がけた、簡素な坪庭。陽の光が射した時にできる光と影が美しい。
訪れた時がはるか昔(2004年?)なので記憶が曖昧で、茶室「昨夢軒」と関係があったのかどうかは覚えていません。
ただ当時はほとんど関心なかったのですが、
今から思えばこの庭を観てから、坪庭の美しさを意識するようになったかもしれません(自分にとって記念すべき坪庭です)。
京都では珍しい大雪の日の退耕庵。白と黒のモノトーンの世界は希少な美しさ
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