宝厳院  

 臨済宗天龍寺派天龍寺塔頭、ほうごんいん、京都市右京区  (旧妙智院庭園)  MAP 京都の庭園 新緑の風景

 

弘源寺と同様、天龍寺の塔頭で、こちらも特別公開です。ここの庭はとにかく広く、そして何とも不思議な趣を持っています。

一面に苔が拡がり、樹木が枝を広げ、あちこちに置かれた巨石(獅子岩)。良い意味で「漠然」としすぎたこの庭は深いですね。



















夢窓国師の法孫である策彦禅師が作ったとされるこの庭、紅葉の頃は、新緑の季節とはまた異なる美しさが引き立つのでしょうね。

渡月橋を背に大堰川沿いを歩いて宝厳院に向かうというコースも、絶好の散歩道です。















庭園の名前は「獅子吠の庭」。獅子吠とは佛が説法することを意味するそうです。

宝厳院は1461年に室町幕府の細川頼之によって建立され、何回かの移転の後、現在地に再興されました。

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