法務省旧本館法務省中央合同庁舎第6号別館)  MAP 日本の煉瓦建築  造形礼賛トップページ   【重要文化財】
 



霞ヶ関の官庁街でひときわ目を惹く巨大な煉瓦建造物。 旧司法省の庁舎として、ドイツ人のヘルマン・エンデ、ウィルヘルム・ベックマンが設計しました。









とにかく大きくて、しかし大作りな感じはなく、極めて美しい。日本の中心にこのような煉瓦建築が残されていることに感動ですね。









エンデとベックマンはドイツ出身で、帝都東京の欧風化(官庁集中化)計画を推進するため日本に招聘されました。
結果的にこの計画は諸事情により頓挫し、霞ヶ関の欧風建築計画や都市計画(日本大通や天皇大通などの敷設)は夢に終わりましたが、
法務省の旧本館のみが完成に至り、いまでもその姿を霞ヶ関に残しています。









「壮麗」という言葉がぴったり当てはまる旧司法省の本館。無機質なビルが建ち並ぶ霞ヶ関の官庁街で、本当に貴重な存在です。


 

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