慶應義塾大学 造形礼賛

東京の近代建築 芝・三田 大学の近代建築 東京の重要文化財

日本有数の伝統を誇る慶應義塾大学。

その輝かしい歴史に相応しく、三田キャンパスには近代建築の傑作が3棟残されています。

最も有名なのは図書館(設計:曾禰中条建築事務所、施工:戸田組、竣工:明治45年)。

受験雑誌などでもよく登場する象徴的存在で、ゴシック様式の外観は美しい・・・。

特に下の写真部分の赤煉瓦と白い花崗岩を交えたリズミカルなファサードは華麗そのものです。

ただ個人的には、塾監局(同、大正15年)がなぜかいちばんのお気に入り。

この建物を「端正」と表現しているホームページもありましたが、

慶應義塾の校章が正面上部に施された上、他の装飾もすべて「ペンは剣より強し」をモチーフしているような印象があり、

とても「濃い」建物に思えました。私学では最高峰を自認する慶應義塾、建物でも思う存分自己主張という感じがいいですね。

キャンパスには明治8年に竣工した三田演説館も。

土蔵のような本屋に西洋風の玄関が付属している小粋な建築物です。

慶應義塾大学の近代建築3棟、それぞれ個性的な傑作なのですが、

明治学院同様、戦後の建築物も含めて各棟に整合性がない感じを与えるのが残念。

個人的な好みですが、立教大学同志社のように後続の建築物も同様のスタイルを踏襲して欲しかったと思ったり。

三田キャンパスへのアクセスは、都営地下鉄三田線、浅草線三田駅、JR田町駅から10分弱です。 


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