京都大学

京都の近代建築   大学の近代建築


市内としては広大なキャンパスに、時を刻むいくつかの校舎が点在しています。

ただ、一個一個の建物は個性的で見応えもあるのですが、見事に統一性はゼロ。

煉瓦の建物の横にコンクリートむき出しの建物があると思えば、すぐ近くには木造建築が建つという感じで、

比較的建物の統一性が保たれている東京大学と好対照をみせています。

自由な校風を反映しているのか、美観に関するセンスが全くないのか。

ここまで多彩な様式の建物が混在している光景はある面「建築の百貨店」とも言えますが・・・・

でも個人的には、そんな京大が大好き。何でも受け容れてしまう懐の深さを感じます(時計台は武田五一設計、大正14年竣工)。


人文科学研究所

東南アジア研究センター(旧京都織物)

武田五一、東畑謙三/昭和5年 市バス北白川下車10分

 

施工:日本土木会社/明治22年  京阪電車出町柳駅7分 

 

京都大学工学部土木学教室本館

京都大学工学部建築学教室本館

山本治兵衛、永瀬狂三/大正6年

 

武田五一/大正11年 

 

京都大学文学部陳列館

京都大学留学生センター

山本治兵衛、永瀬狂三/大正3年

 

山本治兵衛/明治31年、大正3年

 

京都大学医学部(解剖学および生理学教室本館など)

山本治兵衛/明治34年など

 

京都大学法・経済学部新館

京都大学楽友会館

大倉三郎、内藤資忠/昭和8年

森田慶一/大正14年


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