廣誠院 書院 廣誠院トップ 京都の庭園 池泉庭園 京都の名庭 地図
指定の時間に到着した後、まず仏堂にお詣りしてから、書院と次の間に案内してくださいます。畳は京都では珍しい琉球畳
書院から障子越しに観る庭は額縁効果でさらに美しく。さりげなく、でも凝った造りの粋な高欄もまた雅やかで。
縁側から右を眺めると、円窓の前には筧(かけひ)と手水鉢、絶妙な形状の踏み石――。ここまで洗練された造形は、京都でもなかなかお目にかかれません。
縁側の左側には、水流の上に建つ茶室。
廣誠院は、すぐ近くを流れる高瀬川から水を庭に取り込み、そして再び高瀬川に戻すという仕組みになっています。
茶室の下をくぐり、園池に至る流れに沿って配された護岸の石組みと沢飛石
書院の長い廂(ひさし)を支えるのは、一本の独立柱。か細くも力強く、自然木のような味わいが雅やかな雰囲気をさらに高めています。
池から眺める書院。あたかも水の上に浮かぶように建てられていることがわかります。園池から観ても独立柱の存在感は大きいですね。楓の枝ぶりも見事
書院の前に置かれている沓脱石は、艶やかな賀茂の真黒石。これだけ見事な真黒石、現在ではなかなか手に入らない稀少品だそうです。
書院から眺める園池の風景。書院、次の間を後にし、茶室を経て広間に向かいます。
広間、茶室、庭園
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