東京国立博物館の茶室群 転合庵 春草廬   

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茶室六窓庵 と 九条館



堂々とした近代建築が並ぶ東京国立博物館の背後に拡がる池泉庭園には、いくつかの茶室が移築されています。






本館真後ろの池泉庭園の向こうに見える茶室は転合庵(てんごうあん)









小堀遠州が建造した貴重な茶室とされ、その後幾たびかの移築を経て、国立博物館に寄贈されました。
詳しい説明は国立博物館のホームページに掲載されています。









特に目立つ露地などはないのですが、このひとつの石燈籠の存在感。
この燈籠が視覚の焦点になることで、景色に緊張感を与え、周囲の風景を引き締める絶大な効果を発揮しています。






転合庵の入り口につながる道。この日の茶室内は閉じられていて見学できなかったのは残念でした。









こちらも何回かの移転の後、博物館に落ち着いた「春草廬」(しゅんそうろ)。
河村瑞賢が建てた休憩所とされています。






春草廬を池の方に降りた所に作られた滝石組み、小振りですが、名石が迫力を添えています。








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