昭和初期の高架駅(鶴見線国道駅)   横浜の近代建築



なんとなく昭和の雰囲気に浸りたかったので、
近場の鶴見線国道駅を訪ねました。
京浜東北線の鶴見駅から鶴見線に乗り換えてひと駅。すぐに到着です。





国道駅の名称は、文字通り「京浜国道」(15号線)に面していることから。
昭和5年の開設から、ほとんど手が加えられていないそうです。
ホームの屋根、階段。すべてが80年以上の月日を経ているんですね。











改札口は高架下。どこか懐かしい、少し湿ったコンクリートの匂いが漂います。
木製の改札口もそのまま残されています。





高架下は国道ともう一方の道を結ぶ連絡通路として使われ、商店も入っていますが、
訪れた土曜の昼間、ほとんどのお店は閉まっていました。釣り船屋さんもあります。









国道側の入り口と(高架の)反対側。昔ながらの下町の風景は落ち着きますね。





国道駅の電車はほぼ20分に1本。昭和の雰囲気を堪能した後、
再び鶴見駅に戻る電車に。上りと下りのホームはこの通路で結ばれています。



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