成巽閣 せいそんかく (旧巽御殿) 金沢の庭園 名庭特撰 坪庭・露地 トップページ MAP  





兼六園の一画に建つ成巽閣(せいそんかく)。第13代藩主・前田斉泰が嫡母、真龍院の隠居所「巽(たつみ)御殿」としてつくりました。






柱がない広縁の前に広がる、苔が美しい庭園「つくしの縁庭園」。近代の作庭ですが、風格と伝統を感じさせます。






これだけ眺望の優れた、開放感がある広縁の庭園は日本でも稀少。天気が良い日は特に気持ちが良いですね。









この庭園の大きなアクセントとなっているのは、角に置かれた石灯篭と六角形の手水鉢。ここに視点を収斂することで、庭全体を引き締めています。






「つくしの縁庭園」の正面には見事な黒松。その前には辰巳用水から水を取り入れた曲水が流れます。






こちらは「万年青(おもと)の縁庭園」









「つくしの縁庭園」と似た感じの庭園ですが、緑、曲水とも深みが増した感じのつくりに









特別に申し込みが必要な「飛鶴庭」は巽御殿の建造時につくられた庭で、国の名勝。
茶室「清香軒・清香書院」を囲む風景(成巽閣のホームページ参照)は見事ですが、このアングルでの参観は無理のようなので、断念しました。






飛鶴庭の一端は兼六園側からの入り口付近と二階から垣間見ることができます。






成巽閣の二階から眺める優美な屋根の
波。特別見学も含めた成巽閣の参観については、公式ホームページを参照してください。



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