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中御茶屋は後水尾上皇の御座所として作られ、
楽只軒(らくしけん)と客殿、楽只軒前の小滝が流れる庭園で構成されている。


楽只軒(らくしけん)は本来、朱宮(後水尾天皇第八皇女)内親王のために造営された建物。

一方で客殿は、東福門院(徳川秀忠の息女で上皇の中宮)の化粧御殿を移築したもの。
入母屋造りの簡素な建物だが、「一の間」の霞棚や杉戸の鯉の図、欄干の意匠など、珠玉の作品が目白押し。


床の間の霞棚はまさに霞がたなびくような優雅さ・・・・。
鯉の図は、鯉が絵から飛び出るのを防ぐ網まで描いた緻密な絵画。
破れている個所まで描かれていて、粋な遊び心も感じさせる。
一の間に西側と内仏間の濡れ縁には「網干の欄干」(漁師が網を干す姿を表した)。


客殿前庭。こちらも緻密な構成が印象的。

客殿付近の石組み。自然石の特徴を活かして豪快な造り。
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