横浜ロイヤルパークホテル 茶室「開光庵」 (横浜市西区) | |||
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帝国ホテルの東光庵に続いて訪れた横浜ロイヤルパークホテルの茶室、「開光庵」。 横浜ランドマークタワーの65階にあり、露地の向こうには横浜市街から江ノ島、富士山まで見渡せる絶景が広がります。 まさに天空の茶室! エレベーターを降りて、ふかふかのカーペットが敷かれたフロアを奥へ進むと、「和」の別世界。 玄関の扉を開けた途端、ほの暗い露地庭の向こうには、午後の太陽で照り返す明るい横浜の街が広がります。 抹茶を頂くために通された部屋から観る露地と眼下に広がる風景。言葉で言い表せない爽快感でいっぱいに。 このお部屋で、お点前をしてくださる先生と二人、この景色を見ながら大都会の真ん中で静寂の小一時間を過ごすことができます。 至福のひととき・・・。 露地、蹲踞(つくばい)も本格的で、躙り口(にじりぐち)の前には塵穴(ちりあな)も 飛び石の配置と延段(のべだん)も美しく。ちゃんと打ち水がしてあり、清々しい気持ちも高まります。 開光庵には、今回お茶を頂いた茶室以外に2つの部屋があり、こちらは躙り口から入る本格的なお茶室 天空の窓から射し込む光と影がつくる幻想的な世界 そしてもう一つ、椅子に座ったままお茶を頂ける立礼席があるのですが、障子を開けると――。 テーブルの前に遠く丹沢、富士山まで見渡せる絶景が(この日、富士山の頂上には少し雲が。残念・・・・)。 こちらの席では、この景色を眺めながら、お茶を頂くことができます。 想像以上に感動を与えてくれる天空の茶室。この空間でお点前を頂戴できる時間は本当に贅沢な体験です。 帝国ホテルの東光庵と同様、ご案内もとても丁寧で、お茶のことはもちろん、眺望のポイントなどもいろいろお教えてくださいます。 床の間に飾られた掛け軸と椿の花。 掛け軸は「開門落葉多」。夜半に雨と思った音だったが、朝に門を開けてみると落葉の音だったのか――という閑寂な境地を表すそうです。 まさに晩秋に相応しい言葉 お点前と露地庭と絶景を堪能できる開光庵、利用案内などは詳しくは公式ページで。 |
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