葉雨庵 （松永記念館）　神奈川県小田原市　　東京・関東の庭園　50音順リスト　MAP　トップページ



松永記念館の他の茶室　 老欅荘　無住庵


古稀庵から歩いて数分で松永記念館に到着します。
館内の老欅荘（ろうきょそう）と同じ土塀が続く道を少し歩くと入り口に到着です。入場は無料









記念館の前には蓮池が広がり、その周囲を歩いて行くと目的の茶室「葉雨庵（よううあん）」に到着です。









池を囲む園路には、石灯籠や竹林が配されています。日本的な情緒を深める、ちょっとした工夫が本当に素晴らしいですね。






葉雨庵に到着。露地門から眺める蓮池と石造りの五重塔が絵画のような構図






葉雨庵は、小田原市に居住していた実業家、野崎広太（幻庵）の邸宅「自怡荘（じいそう）の茶室を移築したものです。
野崎幻庵は、三越の社長などを務めました。






中に引き込まれそうな、大きな包容力を感じさせる露地門






露地門の横に配された石灯籠と、手水鉢にしては大きすぎる石造物






中門から観る葉雨庵












瀟洒な石灯籠と見事な風合いの石で構成される蹲踞（つくばい）。






腰掛待合の正客石と連客石、苔の色合い、待合に降りかかる枝の形も美しく・・・・・
松永記念館の目玉である老欅荘と無住庵は、葉雨庵から少し階段を上った小高い丘の上に建てられています。


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