春風萬里荘 (茨城県笠間市)  

東京・関東の庭園
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画家などが住居を構える「笠間芸術の村」の中核、春風萬里荘(しゅんぷうばんりそう)。
北大路魯山人の旧宅だった茅葺き屋根の民家を鎌倉から移築し、周りを茶室「夢境庵」、枯山水庭園、池泉庭園で囲みました。
「春風萬里」の名前は唐の大詩人、李白の漢詩から採られたそうです。




春風萬里荘の北側に作られた枯山水庭園








主屋と茶室「夢境庵」の前に拡がるこの庭園は、京都・龍安寺の庭をお手本につくられたそうです。






石塀は深い緑に覆われ、石は苔に包まれ、龍安寺とはまた異なる独特の美しさ









砂紋が描く曲線もくっきりと美しく













茶室「夢境庵」の横につくられた本格的な露地。
織部灯籠に端正な円形の蹲踞(つくばい)、延段と飛び石の見事な造形だけではなく、この苔の美しさは特筆ものです。







茶室「夢境庵」は、北大路魯山人が裏千家の茶室「又隠(ゆういん)」を参考に自ら設計したそうです。紅葉の頃もまた絶景

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