銀閣寺(慈照寺) 銀沙灘、向月台 雪の銀閣寺 MAP 京都の庭園 名刹十撰  







銀閣の前に広がる見事な枯山水、「銀沙灘(ぎんしゃだん)」。
銀閣(観音殿)の建立からはるか後の江戸時代に整備されたそうですが、銀閣をひときわ映え立たせる大きな存在になっています。






丘の中腹から観る銀沙灘。幾何学的な砂の模様は、現代に通じる美的な感覚です。









大胆な曲線を描く盛り砂をここに配置しようと考えた作庭者の構想にも脱帽









銀沙灘は方丈の前に造られています。方丈は江戸中期の建造。
実はこの方丈から銀閣寺の境内を照らす月の光を反射させるために、銀沙灘と向月台を造ったという説も出ています。









向月台はひときわ高い円錐状の盛り砂。いまや銀閣にはなくてはならないシンボル的な存在に。
拝観できる機会はありませんが、実際に満月の青い光に照らされた白砂とほのかに浮かび上がる銀閣は綺麗でしょうね。






銀閣越しに観る向月台と方丈






玄関の花頭窓から観る銀沙灘は、いかにも禅宗のお寺らしい雰囲気









銀閣寺には中門を入ったところにも、瀟洒な枯山水の庭園があります。直線的な砂の流れが美しい






中門に至るまでの通路の両側には有名な「銀閣寺垣」。
上から椿(?)、竹垣、石垣の順で構成されています。こちらも直線的な美しさ







→銀閣と錦鏡池


銀閣寺のメインとも言える銀閣と東求堂の前に造られた池泉、「錦鏡池」から花頭窓を望む


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