銀閣寺(慈照寺) 雪の銀閣寺 MAP 京都の庭園 銀閣寺、黒谷界隈の庭 京都の名園 



政治よりも作庭に生きがいを見いだした、室町幕府の八代将軍、足利義政が造営した山荘(東山殿)を起源とする慈照寺。
苔寺を手本にして、当時は河原者と呼ばれた善阿弥、相阿弥が作庭に携わったとされています。
支配階級ではない芸術家の作品が、500年以上の時を超えて残されているってすごいですね。

金閣寺と同様、臨済宗相国寺 派の禅刹で、京都でも五本指に入る人気の寺院。
いつ行っても人で溢れていますが、人が多くても銀閣寺はやはりすばらしい! 四季折々で異なる美しさを体験できます。





銀閣と錦鏡池

錦鏡池(きんきょうち)に面して銀閣が建つ光景は日本的な美の極致。
錦鏡池は、書院造りの源流と言われる東求堂まで、逆L字型に配されています。
主役の銀閣につい目を奪われてしまいますが、池を彩る名石の数々も見事






銀閣と銀沙灘

一段高い場所に白砂を盛り上げて作った「銀沙灘(ぎんしゃだん)」越しに観る銀閣。
手前の円錐型の造形は「向月台」と呼びます。
月光に照らされる銀閣をより美しく鑑賞するために江戸時代に作られたと言われてます。






東求堂と錦鏡池

書院造りの源流と言われる東求堂(とうぐどう)も錦鏡池(きんきょうち)に面して建っています。
こちら側も、池の周囲には名石が目白押し。絶妙な厚さの石橋や池にさりげなく置かれた大内石など、見どころ満載です。





雪の銀閣

京都では珍しい雪が積もった日(2015年正月)の銀閣。
庭本来の「工夫」は少し隠されてしまいますが、凜とした美しさが禅宗の名庭にふわさしい趣に。




銀閣寺境内。公式サイトから引用させて頂きました。それぞれについて詳しい説明があります。
ちなみに銀閣寺は金閣寺とともに、洛中の大寺院である相国寺の塔頭(たっちゅう)寺院になります。


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