苔寺(西芳寺) 苔の風景   京都の庭園 地図  京都の苔庭 京都の池泉庭園 

    




苔寺の主役は文字通り「苔」。
苔の種類などは全く分からない素人ですが、
苔がつくり出す庭園の風景は自然と人工が見事に調和した結果なのか、と感動












庭全体がみごとな苔で覆われ、夢窓国師の作庭時代とは全く違う趣になっているとのことですが、
幽玄な美しさはため息が出るほど。






長島に架かる橋も苔に覆われて、独特の風情。橋も庭園に同化しています。














歴史的な名庭を覆い尽くしてしまった苔。新たな美しさにつながり、別の形の芸術として生まれ変わっています













水と影がつくり出す苔一面の庭の美しさ






「金剛池」に注ぎ込む「夕日の清水」









庭に流れる清水も、この一面の苔庭を創りあげる上で大きな役割を果たしたようです。













西芳寺が苔に覆われた「苔寺」に変容した背景には、寺域が一時荒廃し、苔の生育に適した環境だったため、
いつのまにか苔に覆われていたという「偶然」の結果と言われています。

その後、苔の保存に力を入れてこられた寺院その他の関係者の努力には頭が下がる思いです。





苔寺の苔庭(黄金池、金剛池) 苔寺の枯山水と石組 苔寺の茶室と露地 苔寺の紅葉
 
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