高瀬川源流庭苑 (がんこ高瀬川二条苑) 



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がんこ高瀬川二条苑」の玄関前の坪庭。何気ない造作ですが、センス溢れる作り






店内からも美しい庭を眺めることはできますが、実際に庭園を回遊してみましょう。自由に散策できます。






この庭園に豊かな水を供給する源であり、庭園名の由来ともなった高瀬川の源流。鴨川からの取水口です。









順路に従って進むと、川に降りる石段。緑に覆われた初夏、庭の造りがはっきりと分かる晩秋。どちらの季節も素敵ですね。












高瀬川に架けられた石橋。川岸を覆う幾多の石組み、そして燈籠。
川の流れを挟み、適所に設置された石灯籠や石組みが独特の景観を創ります。












新緑の頃は木々が生い茂り、京都のど真ん中にもかかわらず、森の中を流れる川のような景観に









石橋をくぐり、置き石を越えて流れていく高瀬川の清流。水の流れを活用した庭園は小川治兵衛の腕の見せ所ですね。









お店の方が案内してくださったのですが、小川治兵衛は特にこの場所(手前の平らな石)からの構図をとても重視したとのことでした。












水の流れと並び、この庭園を彩る隠れた主役は無数に配置された石燈籠。大小合わせて、いったい何基あるんだろう。
でも決してごちゃごちゃした印象はなく、景色を引き締める適切な場所に配されています。







歩を進めるたびに景色、景観が変わる名園の妙。「何回訪れても飽きない」ことが自分にとっては「名園」の条件でしょうか。





水流の上に建つ主屋。涼しげな水音は、猛暑の京の夏を少しでもしのぎやすくする工夫






一枚岩の滝、水があふれ出るつくばいなど、水を利用した造形が目立つのもこの庭園の特徴

高瀬川源流庭苑の夜間照明 高瀬川源流庭苑の坪庭・露地


この庭園を大切に保存され、無料で公開されている「がんこ高瀬川二条苑」に心からの敬意を表して

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