二条城二の丸庭園  MAP 京都市中京区 京都の庭園 京都の名園 桃山文化の庭園





徳川家康が京都の拠点として建造した二条城。
豪壮な武家文化と華麗な桃山文化、雅やかな公家文化が融和し、独特の景観を形作っています。
桃山文化の遺構として知られる唐門と二の丸御殿、戦後につくられた「清流園」(中根金作の作庭)はこちらのページを参照してください。









前夜に降った雪が残り、いつもとは異なる美しい水墨画の世界に









多くの巨石、名石がつくりだす華やかで豪壮な趣はまさに桃山文化の「華」。ごちゃごちゃした印象を受けないのは、さすが小堀遠州というところでしょうか。









地方の大名庭園ほど広くはないと思うのですが、立体的な絵画のような構成なので広さと奥行きを感じられます。









圧巻は、蓬莱島(中島)と亀島周辺の石組み









蓬莱島と対岸を結ぶ石橋と蓬莱島と亀島を結ぶ石橋に高低差を設けるなど、立体感を出す構成が目を引きます。






蓬莱島と亀島をつなぐ石橋。二条城の庭園は醍醐寺三宝院の庭園に近い雰囲気ですが、二条城の方が豪壮な印象も受けます(三宝院では優雅さが際立つ?)。









庭園で最も目立つ意匠、二段落としの滝。元来は違う場所に流れていましたが、この部分は後世に作り替えられたそうです。
その他の部分も江戸時代末期には荒廃し、明治以降も複数回にわたって改修されたため、江戸時代初期の景観から大きく変わっているのかもしれません。






池泉庭園の南部に架けられた大石橋。直線的な礎石部分は、そのデザインを得意とした小堀遠州のオリジナルなのか、後世の改修なのか・・・・。









雪が積もっていない冬季の庭園。大石橋の右側が鶴島なのですが(橋が架かっている場所ではなく、下の写真の左奥)、わかりにくいですね。
現在の苑路(東側)だけでなく、いろいろな方向から庭園を眺めることができるようになる日を期待しています。






二の丸庭園は本当に素晴らしいのですが、以前に訪れた時は感動が薄くて・・・・。
なぜか「各地に存在するちょっと大きめの公園」という印象が残ってしまいました。たぶん、自分は芝生が使われている庭園が余り好きじゃないのかもしれません。

歴史ある京都の庭園風景に明るい要素を採り入れるため、芝生を庭園に導入した小川治兵衛の手法などは尊敬に値するのですが、
古来からの庭園に芝生があると、どこか「どこにでもある大きな公園」の雰囲気を感じてしまうのかな(あくまでも私感です)。

苔に覆われて、参観コースが多様化されれば、確実にトップクラスに好きな庭になると思いますが、やはり現状では「京都のちょっと大きな公園」という印象が残ってしまいます。
(芝生部分が雪に覆われた二の丸庭園は本当に美しく、心から感動しましたが)。





二条城の案内図(公式ホームページ参照)。建物や清流園はこちらのページを参照してください。

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