九つ井「宇庵」 ここのついど うあん  

紅葉の内露地(横浜市栄区 地図)  安諸定男氏の庭園  → 編笠門の露地

 



「九つ井 宇庵」の内露地。
こちらも紅葉が盛りで、「宇庵がさらに美しくなるように紅葉を植えた」安諸氏の狙い通りの美しさを演出





内露地には可憐な石仏が据えられた竹垣の門から入ります。









端正な、露地の模範となるような延段と飛石





でもとてもリズミカルというか、優しい遊び心も感じられる配石。待合の役石がとても可愛くて。








茶室の壁の色合いも安諸定男氏の庭に特徴的な黄土色。
この色が新しすぎず、古すぎず。木々や苔の緑とも絶妙にマッチして、独自の世界を創りあげます。








考えられた植栽の配置と蹲踞(つくばい)、役石の風合い、石質、形状








露地の突き当たりに設置された腰掛待合。袖壁のくり抜き具合と素材が周囲の自然に溶け込んでいます。





茶室に向かう小径に設えられた竹垣は、陶芸工房「陶郷(すえのさと)」のスタッフの方の力作とか





九つ井の本店は蕎麦や炭焼きステーキで有名な料理店。宇庵から歩いて数分の場所にあります。








こちらの駐車場には、安諸氏にといえばこの迫力!と言える土塀が作られています。








本店の雰囲気も、料理店と言うよりは画家の工房という雰囲気。
宇庵だけでなく、こちらでも経営者やスタッフの方の「美」へのこだわりを感じました。








特に陶器工房もあることから、敷石の美しさは注目に値します。





編笠門の露地





この図は九つ井のホームページから引用させて頂きました。



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