兼六園 (加賀藩主庭園) 金沢の庭園 名庭特撰 坪庭・露地 トップページ MAP  





日本三名園として余りにも有名な兼六園。
広々としながら(
宏大)、静かで深い味わいを湛えている(幽邃=ゆうすい)、
人手が加わっていながら(
人力)、昔ながらの趣がある(蒼古)、
低い場所に池などがありながら(
水泉)、遠くを見渡すことができる(眺望)――という矛盾する「六」つの要素を「兼」ね備えていることが名前の由来だそうです。



公式ホームページ参照




兼六園でいちばん印象に残っているのは、卯辰山を借景とした広々とした霞ヶ池の風景 =
宏大 水泉 眺望






単なる池ではなく、水際には新潟県の親不知海岸に似せたつくりとなっています。
人力






兼六園の象徴として有名な「徽軫(ことじ)灯籠」と霞ケ池。後方に浮かぶ建物は「内橋亭」です。 宏大 水泉 人力









徽軫灯籠と内橋亭はメディアやネットでいちばん有名な景色ですが、やはりこの造形がつくる風景は美しい。









七つの自然石を利用して造られた七福神山と11枚の赤土室石で架けられた雁行橋

こちらも庭そのものも美しいですが、借景までの広がりを考えられた構図が素晴らしい。 宏大 水泉 眺望 蒼古









当初から存在した茶亭を再現した「時雨亭」。後世に手が加えられた斬新な建物ですが、園内の雰囲気にぴったり合致しています。= 幽邃 蒼古 人力










鶺鴒(せきれい)島と桜橋の周辺は苔に覆われ、さりげなく洗練された灯籠や名石が配された「深い味わい」を堪能できる区画です。幽邃 蒼古 水泉







鶺鴒島には鳥居が設けられ、人生を表した石、松、塔が配されています。幽邃 蒼古 人力









庭園のちょっとした場所にまで配慮が行き届いていることも、兼六園の大きな魅力です。



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