知恩院方丈庭園 山亭庭園  地図 知恩院トップページ 知恩院友禅苑



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方丈庭園は江戸時代初期につくられました。
作庭したのは、小堀遠州と親交があったとされる僧・玉淵。2020年に国の名勝に指定されました。





拝観順路では、まず大方丈と心字池が最初の見どころ(図は公式サイトから引用させて頂きました)。
門跡寺院に相応しい優美なつくりになっています。








心字池と中島に浮かぶ岬灯籠。白砂→苔→汀→池泉という配置が優美に区切られています。





こちらはかなり以前に訪れた時の心字池。
今より植栽が少なかった印象を受けますが、単に季節的な要因かもしれません。








小方丈前の心字池。白砂と苔の曲線がさらに雅やかに。








この一画では、池に立つ石灯籠が風景を引き締める大きな存在に。








池の北側に架かる石橋。か弱そうでありながら、しっかり堅固なイメージを与える石橋は素人でも名石なのかなとわかります。









心字池を後にして、小方丈の奥に回り込むと「二十五菩薩の庭」。阿弥陀如来とともに二十五の菩薩が極楽から来迎するイメージです。
知恩院が所蔵する国宝の絵画「阿弥陀二十五菩薩来迎図を庭で表しました。





再び大方丈前に戻って、山亭庭園を目指します。








かなりの階段を上って山亭に到着。おそらく知恩院で最も高い場所に位置する建物でしょうか。
門から見える風景は、茶室の露地に通じる雰囲気





大寺院にあるちょっとした露地風の庭園。心が寛ぎますね。








山亭は、霊元天皇(江戸中期に在位)皇女の御殿を移築したもので、庭には本格的には蹲踞(つくばい)も。
長い階段を上った後に眺める京都市内の風景も美しく。









山亭からの帰りは、苔むした岸壁の下を通り、この階段を降りて再び御影堂へ


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