高台寺十牛庵
―旧高台寺土井― 玄関・アプローチ  十牛庵本館の庭園

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紅葉も深まった初冬の高台寺周辺。かねて憧れだった料亭、十牛庵を訪れました。









十牛庵の玄関。
人混みの二年坂を東に折れて、少し坂を上っただけで、静寂の別世界に。










既に玄関の周囲だけで独特の世界観。
門の三和土には、現在では入手が難しいとされる見事な鞍馬石が埋め込まれています。










玄関まで迎えに来てくださったスタッフの方に案内されて、アプローチを上がっていきます。
緩やかな勾配とカーブが奥行きを演出










ゆっくりと沿道の左右に作られた庭を観ながら、内玄関に到着です。
派手さを排した数寄屋造りの名建築に相応しいとても簡素な造りで、無駄がない上品な空間












外玄関から内玄関までの園路の周囲につくられた庭だけでも見応え十分。
こちらも無駄がない、どこを観ても美しさを感じられる造形になっています。









手入れが行き届いた緑が深い苔庭に設置された石燈籠と井戸、そして坂の下まで続く枯流れ




本館の庭


十牛庵は明治41年、大阪の両替商、清水吉次郎の別邸としてつくられました。
数寄屋造りの名工とされた上坂浅次郎が建築(後に北村捨次郎が改修)、
七代目小川治兵衛が作庭を手がけた当代一流の庭と建物。
清水吉次郎の別邸の後、「高台寺土井」が60年以上にわたって料亭を営んでいましたが、
2017年に東京資本の「ひらまつ」が新たな十牛庵をオープンして、今に至ります。


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