南禅寺順正書院と露地
南禅寺界隈の庭園 地図 料亭・高級旅館の庭 庭園「名教楽地」








国の登録有形文化座に指定されている「順正書院」と名教楽地の文字が刻まれた石門









書院の玄関は風格あるつくり。
正面に扇を一面だけ飾るというこの簡素な美が「いかにも京都的」で個人的には気に入りました。













書院の屋根は桧皮と瓦屋根をかぶせた個性的な構造。向こうに見える建物は涼庭閣です。
その名称は、江戸末期にこの地に「順正書院」を開いた蘭学医、新宮涼庭の名前から取られました。
ちなみに今の順正は戦後に実業家の上野堪一郞(かんいちろう)が自宅、別荘としてこの地を購入したことがきっかけ。
湯豆腐料理店は1956年に開業しました。






書院内部は、無駄のない端正な空間。ここで新宮涼庭が講義をしていたそうです。












書院の磨かれた窓に映り込む紅葉もこの庭の大きな見どころ









書院と涼庭閣の間には、露地風の庭もつくられています。





自然石を利用したこの個性的な手水鉢も印象に残りました。








「丹後屋」前の坪庭、切支丹灯籠と蹲踞(つくばい)がひとつの小宇宙の世界に






湯豆腐が順正のウリですが、この庭も絶対的にお勧めです。高台寺の十牛庵菊水と同じく、全く無駄のない見事な庭です。






順正はさすが人気の湯豆腐店。
庭園「名教楽地」のページでも少し触れましたが、次々と客が訪れ、正午近くには修学旅行生の団体も。
庭の見学、撮影ではやはり開店時間(午前11時)の少し前に訪れて予約票に名前を書き込み(懐石料理のみ電話などでの事前予約可能)、
開店と同時にお店に入るのがお勧めです(場所も庭が見える良い席に座れます)。
少しせわしないですが、早めに食事を終えると、まだ他のお客さんは食事中なので、
この名園を一人でゆっくりと鑑賞することも可能です(食事前の庭見学は原則的に認められていないようです)。




庭園「名教楽地」




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