西本願寺の庭園と近代建築 地図 桃山文化の庭 大学の近代建築
飛雲閣「滴翠園」
鹿苑寺金閣、慈照寺銀閣と並んで「京都三閣」の一つとされる「西本願寺飛雲閣」。
なかなか公開される機会に合わせて訪れることができなかったのですが、
2024年「京の冬の旅」で初めて拝観することができました。
飛雲閣と連なる付設の茶室「憶昔(いくじゃく)」、浴室の「黄鶴台(おうかくだい)」の建物群は、
周囲を取り巻く庭園「滴翠園(てきすいえん)」ととも絵葉書のような美しさでした。
唐門、鐘楼、阿弥陀堂
煌びやかに文字通り光り輝く国宝の唐門。
絢爛豪華のイメージだけでなく、気品をたたえているのは桃山文化の魅力でしょうか。
豊臣秀吉が建立した「伏見城」の遺構とされてきましたが、今ではさまざまな説が唱えられているそうです。
龍谷大学大宮学舎
西本願寺に隣接する龍谷大学の大宮キャンパス。
明治の初めに日本人の大工が西洋の建築技術を見よう見まねで設計、建設したとされる貴重な近代建築の遺構です。
保守的と思われる京都、そして寺院が実は時代の最先端を走っていた史実を今に伝えます。
本願寺伝道院
本願寺が信徒のために結成した生命保険会社の本館として明治44年に竣工し、
その後診療所などを経て、現在は僧侶の研修施設「伝道院」として使われています。
設計は一橋大学や築地本願寺も手がけた伊東忠太。石柱に並ぶ彫像などがとても特徴的です。
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