京都五山 |
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臨済宗の総本山がそろい踏み。 時の権力や皇室とのつながりという仏教の教義から全く外れた視点から制定された五山という言葉、 いまでも残ってるのは不思議ですが、 臨済宗を代表する大寺院が軒並み顔を並べているので、やはり便利な「括り」ですね (厳密に言うと南禅寺は京都五山と鎌倉五山の上に置かれたため五山制度の「別格」となるのかな)。 京都では昔から各寺院の性格を一言で表して、 相国寺の「声明づら」(独特の読経?)、建仁寺の「学問づら」、 東福寺の「伽藍づら」などと呼んできたようにそれぞれ強烈な個性を放っていますが、 どこも禅宗の寺院に共通の伽藍配置、雰囲気を残し、 他の宗派の寺院とは異なる趣が個人的にはけっこう魅力的。 何て言うのかな、うまく表現できないけど、あまり「抹香臭く」ないところがいいのかもしれません。 ちなみに京都五山に列されていた万寿寺はいま廃寺となり (東福寺の塔頭として残っているけど関係あるのかどうか)、 |
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